
PB(プライム事業)チーム
荒尾 桃果
北海道札幌市出身
就職活動中のエピソード
就職活動を始めた当初は特に希望する業種や業界はありませんでした。元々は公務員志望で、まわりは大学院に進む人が多かったので特に情報交換はせずに合同企業説明会に参加することからスタートしました。
条件も札幌勤務であること以外は特になかったので、説明会で興味を持った会社の話を聞いて絞り込みました。正直なところシステム業界に入ったのはたまたまでした。当時はIT業界が急成長していた時期なので新卒採用をしていた企業も多く、自然と説明会に参加しました。
とはいえ、システム関連の知識は大学の情報処理の授業を受けた程度で、パソコンも通常の操作程度の経験しかなく不安はかなりありました。そもそも社会人になること自体が不安だったので、入社初日は絶望的な気持ちで出社しました(笑)。
SEとしての成長、そしてキャリアアップ
前職の会社は私が入社した年度から未経験者の採用が始まり、同期入社で私以外にも未経験者がいたので、研修も基礎から学ぶことができ、すぐに不安は払拭されました。SEとして自信がついたのは2年目の終わりくらいです。徐々に任される仕事も増え、「この世界でやっていける」という気持ちになりました。同時に、SEとしてもっと成長したい、キャリアアップしたいという気持ちが生まれました。転機は6年目。会社の業務体制が大きく変わった時期で、その機会に転職を決めました。
北海道キューブシステムとの出合い
エージェントサイトのWeb合同企業説明会に参加し、そこで北海道キューブシステムと出合いました。そこで「ぜひエントリーしてほしい」というオファーをいただき、給与や待遇面、仕事内容も自分の求める条件に合っており、面接を受けて採用が決まりました。
入社後に配属されたグループでの業務は前職とほぼ同じような内容でしたので、経験を活かして違和感なく仕事に入っていくことができました。以来、プロジェクト内容は変遷していますがずっと同じクライアント様の仕事を担当しています。
新しい環境を楽しむ
2024年の4月から、茨城県にあるクライアント様の拠点で常駐勤務をしています。新卒時は札幌勤務を条件として活動していました。犬を飼っていたため移動することが難しかったのですが、飼っていた犬が亡くなってしまったため札幌勤務にこだわる必要がなくなり環境が変わるのは良いチャンスだと捉えられるようになりました。そのため茨城県への常駐が決まった時は楽しみでした。月1回、会社負担で札幌に帰省できますので、札幌と茨城のダブルライフを満喫しています。
SEとしての自信、そして課題
SEとして約10年が経過して技術的な自信はついてきました。当社内でもまわりから頼りにされ、後輩に仕事を教える立場となって戦力になってきたという自覚があります。現在の課題はコミュニケーション能力をもっと向上させることです。当社は「総員営業主義」で、エンジニアが営業的な役割も担っています。クライアント様との折衝や見積もり、契約などもエンジニアが行います。そういった部分のスキルをもっと磨いていきたいと思います。
印象に残っている仕事
当社に入社して2年目に手がけたプロジェクトで、リーダーとして進捗管理や作業指示を担当しました。私を含め3人中1人は新人というプロジェクトだったので不安もありましたが、その新人エンジニアが技術や知識をどんどん吸収してくれたので、私自身も技術や管理的な部分で成長することができ、プロジェクトを成功させることができました。それがとても嬉しく印象に残っています。
社内コミュニケーションについて
現在は客先常駐で当社のスタッフは3名ですが、本社に在籍した時からとてもコミュニケーションの良い会社だと感じています。システム開発の業界はしゃべらず黙々というイメージがあるかもしれませんが、当社はそんなことはないですね。お昼ご飯をみんなで一緒に集まって食べたり、仕事が一段落したら軽く雑談してリフレッシュしたり、そんな環境です。社内の部活動も盛んで、私は仲の良い後輩が立ち上げたダーツ部に所属しています。まだ活動には参加できていませんが、札幌に戻ってきたらぜひ参加したいと思っています。
ワークライフバランスについて
プロジェクトによって波はありますが、ワークライフバランスは取れていると思います。休日もしっかり休めますし、連休制度もありますのでON/OFFの切り替えもしっかりとできています。プライベートタイムには毎日1万歩を目標にウォーキングしたり、週末には関東圏に住んでいる妹とライブに行ったり友人に会ったりと充実しています。いまの夢は連休制度を利用して富士山登山にチャレンジすることです。
就職活動中の皆さんへのメッセージ
会社は「相性」というものが必ずあります。希望する会社に落ちたからといって落ち込まずに、落ちたところは自分に合わなかったのだと思うことも大切です。それと私自身もそうでしたが、自分では思ってもみなかった仕事が向いているということもあります。適性検査を受けて、思い切って自分が想定していない業界にも目を向けてみるのもいいかもしれません。ぜひチャレンジしてみてください。